髪型の話

私が毎日髪型をきっちりセットしている理由。実はオシャレ目的ではなかった!

ときおり髪型を褒めていただくので、髪型についての裏話。

私はそれほどマメな方ではありません。



仕事柄、かっちりした髪型なことが多い

イラストやデザインの仕事をしていると、よくパソコンでの作業が多いと誤解されるのですが、案外机に向かっているアナログ派です。

仕事ではライトテーブル(トレス台)を多用するので、実は俯いている姿勢をとることがほとんどです。

俯いたときに前髪が落ちてこない髪型でないと、仕事がはかどりません。

そのため、髪型は頭部にきっちり固定されたスタイルであることが多いです。



ショートカットは意外と煩わしい

ばっさりとショートにすることもあります。

美容院へは年に数回、髪が重く感じてくるほどまで伸びてから行きます。

そこまで長くする理由も無いのですが、なぜかあまり頻繁にはいけない私。

切るときはここぞとばかりに思いっきり軽くしたいので、できる限り短くとオーダーすることも。

切った直後はさっぱりと気分が良いのですが、少し伸びると顔に当たり、そして束ねるには足らず一番厄介です。


髪が細いため、ヘアピンはすぐにするすると落ちてくるのであまり使えません。

こんな時はヘアバンドで1か月ほど我慢します。

ヘアバンド自体は色んなものを使いまわしたいくらいには好きなのですが、長時間つけているのは苦手です。

なかなか自分に合ったものが見つからず、締め付けで頭痛を引き起こすこともあるので、普段はあまり使いません。


それでも美容院に行くと、重い頭を軽くしたい一心でついやってしまいます。

長く伸びた髪を一気に切るときは、どこの美容院でもすこし心配そうに見られてしまいます。

いかにも「辛いことがあったの?」と聞きたげなまなざしで、本当に切るの?いいの?と(笑)

私のように伸ばすだけ伸ばしてバッサリやるひとは、あまりいないのでしょうか。

ちょっと意外です。



長時間俯いても崩れない髪型

すぐに煩わしい長さになってしまうので、ショートには滅多にしません。

今一番快適に過ごせる髪型は、前髪から後頭部にかけてぐるっと編み込みにするスタイル。

センター分けにして左右それぞれを後ろまで編み上げて、真後ろで一つに束ねでお団子にします。


ナイロンのヘアゴム2本と太めのヘアゴム1本ででき、ヘアピン要らずなところも気に入っています。

前髪がパラパラとなんども落ちてくることもないし、安定感もあってかなり実用的なのですが、この髪型を思いのほかよく褒めて頂きます。



慣れれば時間はかからない

今朝計ってみると左右編み込んで全てまとめるまでおよそ5分ほど。

急いでいる朝は着替えや朝食を少し素早く行動すれば捻出できるくらいの時間です。

セットに時間がかかりすぎない髪型を始めから選びますが、基本的に毎日同じ髪型なので、もう慣れてしまっているというのもあるかもしれません。


後ろで一つに束ねるだけだとセットは格段に速いのですが、すぐに前髪や横髪がほつれてきて仕事の邪魔をするのです。

何度も束ねなおして、結局手を煩わせるので手間の少なさは編み込みの方が実は優秀です。

ヘアワックスなどを使わない私にとっては、外見的にサボってる感が薄れるという隠れたメリットもあります。



長さが変われば新しいバリエーションを増やす

ここからさらに髪が伸びれば、いずれ後ろでまとめきれなくなってきます。

そうなるとまた次の髪型を考えなくてはいけません。

新しい髪型を導入するときは、休みの日に動画を見ながら少し練習します。


短時間で簡単にできるか、一日過ごして崩れないか。

はじめての髪型はやはりセットに慣れていないので、途中で腕が怠くなってしまうこともありなかなか難しいです。



しっかり決まると一日の始まりが気持ちいい

仕事の邪魔にならないため、と理由をつけていますが、やはり髪をキチンと結うと身だしなみが引き締まります。

Tシャツとデニムのシンプルな服装でもそれなりに決まってくれるのも嬉しいところ。

身だしなみは心を写すというような教訓を過去に聞いたような、聞かないような。

高校に上がるまで、服装や身だしなみを彩ることを気恥ずかしいと感じていた私が、ずいぶん変わったものだと、ちょっと感慨にふける夜です。



画像は内容とは何の関係もないソーダ瓶(2017)ラフ

夏ももうおしまいですね。明日から9月です。

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制作者が触れた生活の中にある自然や身のまわりにある草花を描いています。 草花や鳥たちで感じる季節感を愛おしく思いながら創作活動をしています。 ふとした瞬間に身近にあるものが魅力的に見える瞬間を大切にしています。

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